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情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)資格の更新について

情報セキュリティ情報処理技術者試験
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きにゃ
きにゃ

ノンホー! どうもこんにちは、きにゃです。

ギリギリでいつも生きていたいわけではありませんが、ことこの資格に関しては如何せんギリギリで資格を維持している状態です(;´Д`)

新型コロナウィルスの影響もあり、当初の期限内に受講できていなかったオンライン講習Cの期限が延長され受講できることになり延命できました(;´・ω・)

さらには、従来3年に一度行われることになっていた集合講習までも未受講者に関してはオンラインでの講習受講とレポート提出で修了とする特別措置となりそうです。※詳細は5月15日を目途に連絡があるそうです。

情報処理安全確保支援士への登録経緯

2014年に情報セキュリティスペシャリスト試験に合格していたので、登録セキスペ制度創設から二年間の経過措置期間を利用して2017年4月1日付けで情報処理安全確保支援士へ登録を行いました。

他の士業がどうなのかは存じませんが、とにかく登録の手続きは面倒でした。山ほど書類を準備した記憶があります。

印刷、記入、署名捺印、収入印紙、振込証明書類、住民票とか、IT系の資格なのになんとも THE アナログ な感じです。

情報処理安全確保支援士へ登録するメリット

正直なところ登録した全ての人に共通するメリットというのは特に無いと言わざるを得ません。強いて挙げるとすれば、情報処理安全確保支援士を名乗れることです(笑) 名称独占資格なので当たり前と言えば当たり前ですが。

ではなぜ登録したのかと言うと、IT系初の士業ということでまずはどんなものか体験してみないことには実情は分からないと思い登録しました。要はミーハーです。

まぁ初物なので明確なメリットが出てくるとしても実際の運用開始後になるだろうなという予感はありましたが。それにしても今のところ、これといったメリットを感じないのが実情です(;´Д`)

情報処理安全確保支援士資格の維持更新

情報処理安全確保支援士資格が他の情報処理技術者試験と大きく異なる点は、合格したら永久に有効なのでは無く、資格を維持するために講習の受講が義務付けられている点です。

他の分野がそうでなくて良いのかは大いに議論の余地がありますが、とりわけ情報セキュリティの分野においては、取り巻く状況や技術の変化速度が速く、常に知識をアップデートして時代にキャッチアップしていく必要があるのでしょう。

基本的には、1セット=3年のサイクルで維持・更新していくことになります。

情報処理安全確保支援士資格維持更新のための基本的な受講サイクル
  • 1年目
    オンライン講習A(2万円 税別)

    最新知識のインプット

  • 2年目
    オンライン講習B(2万円 税別)

    技能の強化

  • 3年目
    オンライン講習C(2万円 税別)と集合講習(8万円 税別)

    基礎知識の復習と実践的な能力の習得・維持・向上

注目してしまうのは何といっても受講費用です。3年間で14万円(税別)です。これなけなしのお小遣いから自腹で払うんですよ。目ん玉飛び出ますよ。

情報処理安全確保支援士の登録者数が伸び悩んでいる背景には、受講費用の高さが要因の一つとしてあると思います。

また、集合講習もコミュ障にとっては辛いものがあります。そうでなくても、地方から参加する場合には交通費もかかってきますしね。

情報処理安全確保支援士を活性化するために

以下の3つを提言します。

  • 受講費用の低減
  • 集合講習を廃止してオンライン講習へ切り替え
  • 全手続きのオンライン化

受講費用の低減

現状の受講費用は到底メリットと釣り合っているとは思えません。要はコスパ(費用対効果)が悪すぎます。

個人でも支払える程度の額(個人的には年間2万円程度)にして頂かないと、この先維持するのがキツイです。

受講費用の低減が適わない場合は、せめてもう少しメリットを沢山設けてほしいですね。例えば、従業員○○人以上の会社のIT部門は本資格保持者を必置にするとか。

今の悪コスパのままでは、今は費用を負担してくれている企業からもいずれそっぽを向かれてしまうのではないでしょうか。

集合講習を廃止してオンライン講習へ切り替え

集合講習の意義がやはり見出せない。集合すると、懇親が深まるのでしょか?支援士同士の交流が生まれるでしょか?

わざわざ、旅費を払って時間を掛けて集わなくても、いずれもオンラインでも可能ではないだろうか。

てゆーか、特別措置とは言え、今回オンラインでの受講とレポート提出で修了とするのであれば、今後もその運用で良いのではなかろうか。

全手続きのオンライン化

やっぱり未だにハンコをぺたぺた押すのはナンセンスでしょう。紙に署名捺印という行為はサイバーセキュリティの対極にあるアクションです。

ここはマイナンバーカードを活用してオンラインでサクッと手続き完了できるように是非しませんか。

期待も込めてそのくらい時代の先端を走ってほしいものです。できれば、情報処理安全確保支援士の試験自体もCBT化してオンラインで受験できるようになると良いですね。

当然色んな課題やハードルはあると思いますが、真っ先にやることが重要で、そうすることで、先進感が出て資格自体の評価や存在感の向上につながると思いますよ。

まとめ

とりあえず今年は、忘れてたオンライン講習Cが経過措置で受けられたし、集合講習も無くなって代わりにオンライン講習+レポート提出になったんで、まぁ更新して維持するけど。

今後も、今の状態のままほぼメリット無しでコスパ悪が続くのであれば、ちょっと考えものです。何かしらの変化を期待したいところです。

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